コーポレート・ガバナンスの状況等

コーポレート・ガバナンスの概要

① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

 当社は、経営のグローバル化と価値観の多様化が進むなかで、「アイデアで、満足を超えた"サプライズ"を創造する!」の経営理念のもと全てのステークホルダーからの信頼を高めるために、経営の透明性と健全性を確保したうえで、迅速な経営意思決定を行い必要十分な説明責任を果たしてまいります。また、業務執行に関する監督及び監査や適時適切な企業内容の開示をし、企業価値の向上に資することを基本方針としております。

② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由

 当社は、2021年6月25日開催の第52回株主総会において、監査等委員会設置会社への移行を内容とする定款変更が決議されたことにより、同日をもって監査役会設置会社から、監査等委員会設置会社へと移行いたしました。この移行は、社外取締役から構成される監査等委員会を設置し、監査等委員である取締役の取締役会での議決権行使を通じて取締役会の監督機能を強化し、コーポレートガバナンスの一層の充実を図るものであります。
 取締役会は、定例会議を毎月1回及び必要に応じて臨時取締役会を適宜開催し、業務執行に関する意思決定をするとともに取締役の業務執行の監督及び監査を実施しております。有価証券報告書提出日現在6名の取締役(監査等委員である取締役を除く)及び3名の監査等委員である取締役で構成され、議長は代表取締役白井基治、メンバーは、取締役(監査等委員である取締役を除く)大塚昌彦、五藤学、宮崎信、曽我義治、竹中一宏及び監査等委員である取締役の五宝滋夫、大橋正彦、和氣大輔であります。
 監査等委員会は、毎月1回及び必要に応じて随時開催し、監査方針の決定、会計監査人からの報告聴取、取締役等からのヒアリング等を行うとともに、重要会議の審議状況や監査結果等について監査等委員である取締役が相互に意見・情報交換を行い、監査の実効性の確保に努めることとしております。本報告書提出日現在3名の社外取締役である監査等委員で構成され、議長は和氣大輔、メンバーは五宝滋夫、大橋正彦であります。
 経営会議は毎月1回開催し、各部門長からの計画及び実績の報告を受け、その進捗状況や課題についてモニタリングしております。有価証券報告書提出日現在7名の取締役(監査等委員である取締役を除く)で構成され、主催は代表取締役白井基治、メンバーは、取締役(監査等委員である取締役を除く)大塚昌彦、五藤学、宮崎信、曽我義治、竹中一宏であります。また、監査等委員である取締役も必要に応じて出席し、意見を述べることができる体制としております。なお、関係者の出席として関係部門の部門長クラスの役席者が経営会議に出席しております。
 グループJ-SOX推進委員会は、内部統制の基本的計画に沿った内部統制に係る実務を運営、管理する目的で設置される機関であり、取締役会において設置が決定されております。必要に応じて委員会を随時開催し、基本的計画に基づいた施策を立案・議決・実施し、且つ必要に応じてその状況を取締役会に報告しております。委員長は取締役経営管理担当五藤学で、構成部署は当社内部監査室及び連結子会社である白井電子科技(香港)有限公司の内部監査室であります。

 当社における会社の機関・内部統制の関係(→は報告、指示、監査等を示します。)
コーポレート・ガバナンス体制図